イベント開催報告
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2019.10.24 第12回マリア・ホスピタル・コンサートを開催しました
聖マリア病院は10月24日、中央診療棟1階ホールで「第12回マリア・ホスピタル・コンサート」を開催しました。このコンサートは、患者さん、ご家族、地域の方々に癒しの音楽をお届けするために2カ月に1回開催しています。
今回は同コンサート初のサキソフォン四重奏で、サックス奏者の深町宏さん、小副川美代子さん、山口みずえさん、馬場智子さんの4人をゲストにお迎えしました。それぞれソプラノ、アルト、テナー、バリトンと音域の違うサックスで、ジャズの名曲「A列車で行こう(Take the “A” Train)」やQueenの「ボヘミアン・ラプソディー」、秦基博の「ひまわりの約束」など、バリエーション豊かな曲目を演奏いただきました。
左から深町宏さん、山口みずえさん、馬場智子さん、小副川美代子さん
情感豊かなサックスの音色に包まれたコンサート会場 -
2019.10.09 特別講演会「医療界に広がるユマニチュードを語る」を開催
聖マリア病院は10月9日、ケアを必要とする人の人間らしさを尊重し、それを伝えるための哲学・技術である「ユマニチュード」の考案者、イヴ・ジネスト氏(ジネスト・マレスコッティ研究所 所長)と日本でのユマニチュード導入・普及に努める本田美和子氏(独立行政法人国立病院機構東京医療センター 総合内科 医長)をお招きし、特別講演会「医療界に広がるユマニチュードを語る」を開催。会場となった石橋文化ホール(久留米市野中町)には、1000人を超える医療・福祉関係者が訪れました。
会の前半では、ジネスト氏がこれまでおこなってきたユマニチュードを用いたケアの記録ビデオを見ながら、ユマニチュードの歴史などを説明。後半は参加者も一緒に体を動かし、実際にケアをおこなう際のポイントなどを学びました。
参加者からは「寝たきり状態の方がユマニチュードを取り入れることで、回復していく映像には驚いた」「ユマニチュードをぜひ自施設でも実践したい」などの声が聞かれました。
参加者全員で体を動かしてユマニチュードのメソッドを学びました
講師を務めるイヴ・ジネスト氏