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イベント開催報告

  • 2024.11.15 内定式、入職予定者95人が参加

     社会医療法人雪の聖母会(井手義雄理事長)は11月15日、聖マリア研究センター内の井手一郎ホールにおいて、内定式を開催し、来年4月の入職予定者のうち95人が出席しました。
     式典では、当法人の井手大志副理事長から一人一人に内定証書が授与され、聖マリア病院の谷口雅彦病院長、聖マリアヘルスケアセンターの井手睦病院長からそれぞれ、お祝いの言葉と残りの学生生活を充実したものにしてほしいとのメッセージが送られました。また、学生代表による決意表明も行われ、「早く仕事に慣れて、患者さんのために行動できる医療人を目指して精進したい」と述べました。

    声を掛けながら内定証書を渡す井手大志副理事長
    声を掛けながら内定証書を渡す井手大志副理事長
  • 2024.11.15 聖マリア合同慰霊祭を開催

     社会医療法人雪の聖母会(井手義雄理事長)は11月15日、雪の聖母聖堂において合同慰霊祭を執り行いました。
     この慰霊祭は、聖マリア病院をはじめ当法人の病院・施設で亡くなられた方々をしのび、また医学の進歩のためにご遺体を献体された方々に感謝する式典で、毎年11月に開催しています。
     昨年までは新型コロナウイルス感染症の影響で規模を縮小して開催していましたが、今年からは聖歌隊も復活。7家族15人のご遺族と聖マリア病院の谷口雅彦病院長、檜垣浩一病理診断科診療部長ほか職員約60人が参列し、お祈りと献花を行いました。


    献花と祈りを捧げる谷口雅彦病院長
  • 2024.10.23 ​感染症対策実地訓練、5年ぶりに開催

     聖マリア病院は10月23日、久留米市内で新興感染症疑い患者が発生したことを想定した感染症対策実地訓練を久留米市保健所との合同で行いました。この訓練は第二種感染症指定医療機関として、2類感染症および新型インフルエンザなどの発生時に、迅速かつ適切に対応するために毎年開催していましたが、2020年以降は新型コロナウイルスの影響で開催を見合わせており、5年ぶりの開催となりました。
     訓練には当院と市保健所、近隣の医療機関などからオンライン参加を含めて約90人が参加。市内在住の男性が海外で新興感染症疑いの患者と接触。帰国後、男性本人に発熱などの症状が現れ、新興感染症に感染した疑いがあるとして、市保健所から当院の感染症病床までの搬送ルートや防護服の着脱、検体採取、疫学調査などの流れを確認しました。
     訓練後は参加者による意見交換会を実施。当院安全・感染・QI本部の前野泰樹本部長は「今回は平日の日中の搬送を想定した訓練だったが、夜間・休日に必ずしも現場に人がいるとは限らない。メールや電話以外の手段で関係者に一斉に連絡を取る手段の検討が必要」と振り返り、市保健所の藤田利枝所長が「今日の反省を生かし、対策をするまでが訓練。現場の人員が交代しても安全かつ的確に対応できるように、マニュアル化と日々の訓練を積み重ねていきましょう」と締めくくりました。



    隔離用車椅子で患者を搬送する看護師
    検体採取の流れを確認する聖マリア病院の医師・看護師
    検体採取の流れを確認する聖マリア病院の医師・看護師
  • 2024.10.13 聖マリアヘルスケアセンターで開院10周年記念イベント

     聖マリアヘルスケアセンターは10月13日、同センター前駐車場をメイン会場に開設10周年記念イベント「健康フェスティバル~みんなのそばにヘルスケア~」を開催しました。この日は好天に恵まれ、地域の住民や患者さんの家族など多くの来場者でにぎわいました。会場には特設リングが設置され、九州プロレスのレスラーたちが熱戦を繰り広げ、「ちびっ子プロレス」のコーナーでは子どもたちもリングの上で飛び跳ねました。会場ブースには、骨密度や筋肉量などの測定装置が設置され、健康チェックや相談をしようと地域住民の皆さんが列をつくり,車いすや松葉杖の体験コーナーも人気でした。ステージでは、迫力ある太鼓演奏や切れのあるダンス、優雅なフラダンスなど地域から参加してくれた団体が演奏、演技を披露してくれました。
     聖マリア研究センターの井手一郎ホールで行われたトークイベントでは、九州プロレス理事長の筑前りょう太さんとレスラーの桜島なおきさん、うどんMAPで知られる岡澤アキラさんが登壇し、事前に実施した健康診断結果なども紹介しながら、健康や健診の大切さを訴えていました。最後は岡澤さんが音頭を取り、全員参加のうどん体操で締めくくりました。
     イベントの様子を写真で紹介します。
       
    「地域の皆さん、楽しんでください」とあいさつする
    聖マリアヘルスケアセンターの井手睦病院長

    三潴高校和太鼓部の演奏

    九州プロレスの白熱した試合

    手洗い天使 アワオくんは子どもたちの人気者に

    健康相談コーナーに多くの人が訪れました

    リハビリ体験コーナー

    岡澤アキラさんは自らの健康法を紹介

    最後は全員参加のうどん体操で盛り上がりました
  • 2024.03.17 「聖マリア病院前」に駅名変更、記念式典に300人

     聖マリア病院の最寄り駅である西鉄天神大牟田線「試験場前」の駅名が3月16日、「聖マリア病院前」に変更されました。当日に同駅構内で行われた駅名変更記念式典には、西鉄や久留米市、地域の関係者のほか、鉄道愛好者や一般利用客など約300人の方が訪れ、テープカットで新たな門出を祝いました。雪の聖母会の井手義雄理事長が「駅を中心とした安全、安心で優しいまちづくりを目指したい」とあいさつしました。

    詳細(案内PDFファイル)

  • 2023.03.23 断水を想定、久留米市と合同災害対応訓練を実施

     近年頻発する大規模地震などに備え、断水時にも医療現場に迅速に安全な水を届けるため、聖マリア病院と久留米市企業局上下水道部との初めての合同災害対応訓練が3月23日、同院で行なわれました。
     訓練は筑後地方を震源とする震度6強の地震により、久留米市内の給水配管の一部が破損。同院聖母病棟の受水槽への水の供給が停止したとの想定で、同院と久留米市の職員ら約30人が参加しました。
     院内での災害対策本部の立ち上げ、電力や水の供給確認、久留米市への給水要請、市の給水車を使った受水槽への給水など、本番さながらの訓練となりました。
     訓練後の講評・反省検討会で、災害対策本部担当を務めた岡村亮病院事務部長は「水の確保は医療機関において重要事項の一つ。初めての実践型の訓練で、スムーズに終えることができたが、災害発生時は道路の分断や水道管の破裂などさまざまな困難が予想される。しっかりと反省点を振り返り、災害発生時に臨機応変に対応できるよう市との協力体制を築きたい」と話しました。


    久留米市への要請や関係各所への情報伝達を行う秋山武範環境管理室長


    給水に駆け付けた久留米市企業局の給水車


    受水槽への給水を行う久留米市職員
  • 2023.03.20 看護師特定行為研修修了式

     聖マリア病院は3月20日、看護師特定行為研修修了式を執り行いました。本年度は、2区分3行為コース2人、術中麻酔管理領域コース3人、計5人の看護師が研修を修了しました。
     この研修を終えた看護師は特定看護師として、医師への報告や支持を待たずに、手順書に基づいて処置が実施できるため、より迅速でタイムリーな対応が可能になります。本研修の責任者で聖マリア教育・研修センター長の靍知光医師は「ここがスタート地点。これから現場で実践する中で、さまざまな困難もあるだろうが、学んだことを存分に生かして頑張ってほしい」と今後の活躍への期待を述べました。


    修了生(前列5人)と研修を支えた当院の医師・看護師ら
  • 2023.03.18 研修医23人、専攻医3人が研修を修了

     3月18日、聖マリア病院の雪の聖母聖堂で初期臨床研修医・専攻医修了式が行われました。2022年度は医科基幹型臨床研修医17人、医科協力型臨床研修医6人、専攻医3人が、同院での研修を修了。式では谷口雅彦病院長が修了生一人一人に証書を手渡し、「今日まで支えてくれた家族や友人、一緒に学んできた仲間たち、指導医をはじめ病院スタッフの皆さん、たくさんの人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、全ては患者さんのためにという思いを第一に前へ進んでください」とエールを送りました。


    2年間の初期臨床研修を終えた研修医たち
  • 2022.11.29 バンビーノ・ジェズ小児病院と国際交流協定を締結

     聖マリア病院と聖マリア学院大学は11月29日、バチカンのバンビーノ・ジェズ小児病院と包括的な国際交流協定を締結しました。教育・研究の学術交流、保健、医療、福祉の奉仕活動をカトリックの理念に基づき実践するため、今後アジアを中心に協力を推進していきます。
     協定締結式は、当院とバンビーノ・ジェズ小児病院をネットで繋ぎ実施。当院からは井手義雄理事長、谷口雅彦病院長、ジュセッペ・ピアッツィニ法人司祭、前野泰樹副院長、神代明美看護部長ら7人、学院大学から井手三郎理事長、井手信学院長、バンビーノ病院からマリエラ・エノック理事長、ミケレ・サラタ緩和ケアセンター院長、ルイジ・ズカロ生命倫理専門医・司祭ら5人、カトリック・ミラノ外国宣教会からアンドレア・レンボ日本管区長が参加しました。
     WEB画面を通じて出席者の紹介と協定書の内容確認を行った後、当院と学院、バンビーノ病院の各理事長が協定書に署名しました。参加者全員が拍手をして協定締結を祝福しました。
     当院の井手義雄理事長は、新型コロナ禍の中で「フランシスコ教皇のメッセージが唯一の心の支えとなりました」と感謝の言葉を述べ、困難を乗り越えるために新たな国際活動に踏み出した経緯を説明。職員2600人のうち410人がコロナ陽性となり、100人が濃厚接触者になるような状況でも診療を止めずに済んだのは、「職員全員がカトリックの理念を理解し、奉仕の精神で医療活動を行った結果と思います」と話しました。
     マリエラ理事長は「バンビーノは教皇様の病院で、世界の人々に門戸を開いています。アジアで新しい活動の場ができうれしく思います。今後も多くの子どもたちを救うため国際交流協定に従って活動していきたいと思います」との決意を示し、来年春には当院を訪問することを約束しました。

    バンビーノ・ジェズ小児病院のスタッフが映し出されたWEB画面を背に写真に納まる
    (前列右から)井手三郎学院大学理事長、井手義雄聖マリア病院理事長、カトリック・ミラノ外国宣教会アンドレア日本管区長ら


    ▽バンビーノジェズ小児病院
    1869年に創立。ローマのサンピエトロ寺院に近いジャニコロの丘にある小児科専門の高次先進医療施設。24時間対応の救急部も併設しています。1歳児に世界最小の人工心臓手術を施すなど、国際的に重要な小児保健センターの一つとして認められています。
  • 2022.05.23 特定技能(介護)職員8人が来日

     社会医療法人雪の聖母会は新型コロナウイルス感染症対策による外国人入国規制の緩和を受け、特定技能(介護)職員の受け入れを再開。2022年4月16日から5月16日までに、計8人のカンボジア人特定技能(介護)職員を受け入れました。8人はそれぞれ介護老人保健施設聖母の家や聖マリアヘルスケアセンターで看護補助者として勤務しながら、日本の医療と介護そして文化について学びます。
     5月23日には全員が揃って井手義雄理事長と面会しました。まずそれぞれに勉強中の日本語で自己紹介を行い、代表してヤン・ソックヒェンさんから井手理事長にカンボジア土産のお菓子を贈りました。井手理事長は慣れない環境に緊張気味の実習生らに向けてクメール語で自己紹介をし、「カンボジアでは仏教が主ですが、当法人はキリスト教の精神を基盤として運営しています。仏教もキリスト教も高齢者を労り、子ども達を大切にし、人間の尊厳をいかに守っていくかという根幹は同じです。ともに働く仲間として、しっかりと学ぶことができるよう全力でサポートします」とエールを送りました。
    外国人実習生来日
    井手義雄理事長とカンボジア人職員たち
    後列左からヴォン・サリムさん、サン・カティヤさん、ゲン・チーヴォンさん、ヌン・ヤップさん、ヤン・ソックヒェンさん、ユン・ソチェターさん、ウン・スレイペッチさん、コット・チャントリアさん

     
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